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ここでは、ニッセイトが毎月発行しているニッセイト・ニュースを掲載しています。 (内容的には、ニッセイトに在籍する生徒、及び保護者の方を対象としていますので、予めご了承ください。) TOEICで親を越える!英検やTOEICは保護者の方も今までに受験された方が多いのではないでしょうか。英語学習は長距離マラソンです。マラソンには10k地点、20k地点といった通過ポイントの目標設定が欠かせません。英語学習も通過ポイントに各種試験をうまく組み入れることで学習に励みが出ます。アチーブメントテスト英語学習はピアノやスイミングと違ってなかなか上達が見えにくいものです。しかし、しばらく間をあけて見学するとその上達ぶりがはっきりと感じられます。先に行われたオープンクラスでも、「久々に見て感動しました」「もうこんな難しいことをやっていたんですね?」という声が聞かれました。一方で「うちの子、理解できてるのかしら?」と不安も寄せられました。英語学習もあるレベル以上では定期的に理解度を判定するテストが教える側、習う側の双方にとって必要です。ニッセイトではPrimaryレベル以上のクラスでアチーブメントテスト(習熟度確認テスト)を、半期に一度実施しています。会話クラスでは、担任の先生と1対1の面接形式で、1人3〜7分くらいかけて行います。グループではいつも大きい声で答えられていても、いざ1人になると緊張して答えられない生徒、またはその逆で、いつもは集団に埋もれて理解しているのか心配していた生徒が、堂々と受け答えができたりとアチーブメントテストでは新たな発見もあります。また、講師にとっても全体的に授業内容が定着していないことを気付かされ、それまでのアプローチを反省させられることも多々あります。日本人講師担当の総合クラスでも、筆記試験の他にレベルによって一人ひとりの読みのテストも組み入れて行っています。このアチーブメントテストの結果は、レポートカードと一緒に学期末にお渡しします。 資格試験にチャレンジ!さて、英語学習も何年かすると内部だけのテストでは不十分です。果たして今の自分が英語学習者の中でどんな位置にあるのか、井の中の蛙になっていないか、今の学習ペースで良いのか、といった疑問が湧き始めます。そこで役立つのが資格試験です。では、客観的に英語力を測るための主な資格試験をご紹介しましょう。児童英検 (主催:財団法人日本英語検定協会) ◆主に小学生を対象としたカラーのイラストを使ったリスニングテスト。合否はなく、正解率を表示。受験者には認定書と分野別評価、学習アドバイスが記されたレポートカードを配布。2003年度の受験者総数は約60,000人。個人受験可(表1) http://www.eiken.or.jp ネット上で試験のサンプル問題にチャレンジできます。 ●児童英検概要
英検(主催:財団法人日本英語検定協会) ◆初歩段階の5級から1級までの7つの級に分かれる。筆記試験に加え、全ての級でリスニングテストが、3級以上では二次試験として面接形式によるスピーキングテストがある。正解率60%前後が合否ライン。年間約250万人以上が受験。(表2) ●英検試験概要
TOEIC 及び TOEIC Bridge (運営:財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会) ◆英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテスト。世界60ヶ国で実施。年間約340万人が受験。日本でも2003年度、約142万人が受験。また、TOEIC Bridge は初級学習者向け。 ●TOEIC 及び TOEIC Bridge の試験概要
●TOEICスコアのコミュニケーション能力相関表
■上記以外にも様々なテストがあります。ニッセイトではかねてより『英検』を推奨してきました。『児童英検』を求める声もありますが、テストが学習者のモチベーションをどれだけ喚起するかという点においては疑問点も多く、その導入を見合わせています。お子さんが小さいうちはレッスンが楽しいことが学習のモチベーションになりますが、小学生も高学年になるとただ楽しいだけでは不十分です。しかし、日常生活の中で英語を使う機会も無ければ学習に張りも出ません。自分の能力を客観的に判断するものや具体的な目標が必要です。その点、『英検』は知名度も高く、高校や大学では英検取得者を優遇したり、単位として認めているところもたくさんあります。『英検5級』の受験者も低年齢化しています。60%の正解率で合格するためリスニングだけで運良く合格するお子さんも中にはいます。しかし、そうして合格した場合、次の4級へのチャレンジがスムーズにいかないことが多々あります。4級のハードルが高すぎて学習意欲、チャレンジ意欲を失ってしまうのです。合格はひとつの通過ポイント。ゴールではありません。ですからあまり早くから英検だけを目的に学習を進めていくことには抵抗を感じます。 近年、実社会では、英語の実用的なコミュニケーション能力を判定する試験として『TOEIC』を用いる会社が増えてきました。入社試験ばかりか昇進試験にもなっています。しかし、中学生や高校生にとっては内容が不向きです。そのため、『TOEIC Bridge』がその架け橋として開発され、2001年から実施されています。中学や高校でもクラス編成や習熟度を見る試験として導入するところが増え、2002年に19,233人だった受験者数も2003年には、54,509人と急速に伸びています(データ提供:財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)。 ニッセイトも今年度より、Intermediate-b 以上のクラスで『TOEIC Bridge』を年に1回実施することにしました。自分の位置を確かめ、今後の目標設定に役立てて欲しいと思います。国際ビジネスコミュニケーション協会では、TOEIC Bridgeで140点以上の取得者にはTOEICの受験を勧めています。もうここまで来れば、お父さんやお母さんを越える日もそう遠くないかもしれません。 英語で言ってみよう!『片付けなさい!』「片付ける」も状況によって様々な使い方があります。別な場所へ移動させる意味合いで "put away" 、散らばっているものを整理する時は"pack up"、きれいにするという意味で"clean up" など。でも使い分けはあまり気になさらずに、まずは言ってみましょう! M: あらまあ、散らかっているわねー。 ![]() K: おしろ、作っているんだ。 M: もうお昼よ。お片づけして。 K: ちょっとまって。いま、いそがしいんだから。 M: さっさとやらないと、お昼は無いわよ! - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - M: Oh no, what a mess! K: I'm making a castle. M: It's almost lunchtime. Time to clean up. K: Hang on. I'm busy. M: Do it right now, or no lunch for you! 編集後記 The frog in the well does not know the ocean. 井の中の蛙(かわず)大海を知らず 先日、ある実習セミナーに参加してきました。主催者もさることながら、「子どもたちにとって必要な英語教育とは何か」、「もっといいものを与えるためには・・・」と常に悩み、模索している教育者がたくさん来ていました。井の中の蛙にならないためにも、社会全体の中で今、私たちはどこにいるのか、次の通過ポイントの目標は何かを見つめなおす機会が定期的に必要だと再認識しました。 |
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